サイディングボード

サイディングボードが使われ始めた当初、半永久的に使える素材として注目を集めました。セメントに繊維や木質チップ、ケイ素酸カルシウム等を混ぜたもので、不燃外装材といて広く利用されています。

サイディングボードは他の素材と比較すると吸水性が高く、やや表面の強度が弱いため粉化するおそれがあります。切断面からの吸水や、表面の劣化からきる吸水で反り等を引き起こすため、慎重に外壁塗装を行わなければなりません。

サイディングボードを使用するときは①工場で塗装済みのものを使用する、②無塗装品を現場で塗装する、という二つのケースが想定されます。

①の場合、工場でシーラーが塗られていますが、これは単に吸水を防ぐために塗られているだけですので気をつけましょう。

現場で塗装を行う際は、上塗りに適した塗料を使用しなければなりませんが、フタル酸系塗料を使うのは避けましょう。アクリル系もしくはアクリルウレタン系の弾性塗料を使うのがベストです。

また塗装の際には、基材が吸水していないか確認します。なぜなら、吸水している状態で塗装してしまうと、色ムラや変色といった不具合が生じてしまうことが多いからです。

サイディング間にガスケットが使われている場合は、ガスケットにひび割れが起きていないかチェックします。ひび割れがあったり、ガスケットがきちんと挿入されていなかったりすると、漏水の原因になりますのでしっかり確認しましょう。